飲まれる

大阪名物は沢山ありますが、比較的上品で万人受けする物の一つに塩コンブってのがあります。

その中でも1,2を争う人気を博している店に“神宗”というお店がありまして、あちこちのデパ地下で手に入ります。

本店は淀屋橋のビルの中なんですが、本店限定の商品というのが結構ありまして、仕事柄よく淀屋橋を訪れる私は時々お土産を買って帰ります。

一番の気に入りは塩コンブではなくて、その煮汁を使ったコメッコなんですが、これが今月いっぱいで発売を止めることを昨日の来訪で知りました。


この商品、私が知る限りかなりの人気商品ですので、売れないからやめる訳ではなさそうです。

このお店は昆布の出来が悪い年は塩コンブの生産を減らして品質を保つことでも有名ですので、多分コメッコに使用している煮汁の安定供給に問題があって生産を止めるのでしょう。




そんなこだわりの店でもありますので、当然店構えは立派で、店員の教育も行き届いています。

雰囲気は良くも悪くも高級店です。



「悪くも」と書いたのは全く個人的な感想なのですが、私のような田舎の貧乏人には非常に敷居が高いというか、すごく威圧感を感じるのです。

こちらが一方的に抱いている印象ですので、お店に非は無いのですが、元々が卑屈な精神の持ち主である私には、どうしても克服しがたい雰囲気なのです。


そんな私が店に行くと、コメッコ3個入り525円だけを買って帰ることができません。

別に何も悪くも恥ずかしくもないことは頭で理解しているのに、ついつい余計なものを買い足してしまいます。

しかも、さもコメッコのほうがおまけのように…昨日もさして欲しくもない塩コンブとちりめん山椒を手に自己嫌悪に陥る私の姿がありました。

振り返るといつも私は、ケーキ屋では家族3人分のケーキを買うのがみみっちく感じて、5個買ったり、自転車屋でたいして欲しくないパーツを合わせて買ったりしています。


一言で言うと店の雰囲気に飲まれているんですね。

安い居酒屋へ行けば目刺し1匹だけでも頼めるのに、次いつ飲みに来るか分からないクラブでは、ボトル入れちゃいます。

もうホントに“いいカモ”ですわorz




趣味の自転車に十分なお金が回らないのは、多分こういう性質が影響しているのです。
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