時価

先日ふと、「自転車業界って…」と思ったことの一つにパーツの価格は時価もしくは言い値ということが度々あるということ。


キッカケは先日のチェーンリングなんですが、カンパのHPを見ても検索かけても値段なんて売値どころか正価すら出て来ません。

ある意味完成形として販売しているパーツ類は正価も出回っていますが、その一部である純粋な部品はどこにも値段が記載されてません。


だから、自転車屋さんに行って頼む時も

私「どのくらいしますかね?」

店「多分1万円ちょっと、2万円はしないと思います」

私「・・・じゃあ、お願いします」

という具合になんとも頼りない会話で発注を決めたりします。


上記の会話だと私は2万円までO.K.というふうに解釈されますから、お店側も正式な金額が判っても特段の連絡はしません。

下手するとお店に受取りに行って初めて値段が判明します。


店「エヘヘ、21,000円だったけど、2万円って言っちゃったから、2万円に負けときますよ!」

私「すいません」


なんてこともありました。
あとで考えたら、何で私が「すいません」なのかとムカッ※としたこともありますw

(※シルベストサイクルさんではありません)

本当ですか?

本当です。

一番高額なケースでは40万円で、幅が前後3万円なんてのもありました。

当然、そのお店を一応は信用しているからという前提はありますけど、最安と最高で6万円の差って、普通の買い物ではあり得ないですよね。

しかも、私が“金額を気にしないタイプ”だからとかそういうことでは決してなくて、複数の店で当たり前のように
「良く判らないけど、多分こんなもん」で商談してるんです。


ある店では同じパーツが入荷時期の違いで値札も違うなんてことが、当たり前のようにあります。


これも仕入れ値に一定の利益を乗せれば、その通りの値段なんでしょうから、正直と言えば、確かに正直です。

「判らないことは判らないと答える」のも正直者と言えます。

でも、やっぱり商売としては価格改定があったら、在庫もそれに合わせるなり、処分するなり、カタログに正価の記載が無かったら、後日でもキチンと連絡するなりした方が良いように思います。



現在のWEB通販隆盛の理由も意外とこんなところに潜んでたりするんじゃないかと思うんですがね。
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コメント

pata #-

た、確かに……

自転車業界(って、ゆうかその販売系)は、昔ながらの業界って感じがします。そう考えると“言い値”がまかり通っているってのも納得できます。関西だと「そういわんと、もうちょっと安くなれへん?」といえる雰囲気があるかな~??

あと、価格調整(仕入れ時期等による価格変動)を怠っているのは、店側の怠慢かな?とも思います。

 小売店だけでなく流通には、「近代化」の波が押し寄せ始めているのは間違いないと思います。“プロショップ”は無くならないと思います。でも、他の業界のように、海外チャネルの拡大(Wiggle)、大規模小売り(Y's等)の発生が起こっています。PC関係と同じ流れなら、次に生じるのが海外通販と同等に安いショップの出現!となると思うのですが、さ~て どうなりますことやら。それだけマーケット規模があるかな??

2011年03月08日(火) 08時15分 | URL | 編集

row-kuma #-

自分で

>pataさん
書いておいてなんですが、価格的な曖昧さが許容されてきたということは、ことロードバイク・MTB(いわゆるプロショップが扱う物)に関しては趣味性の高さ・必需品ではない部分が大勢を占めていたから許されたんでしょうかね。
ほとんどの人は趣味の道具に1円単位のシビアさは求めませんし。
その辺がPC等と現在のスポーツサイクルの置かれてる立場の違いかと思います。

そして、個人的にはそういった趣味的な余裕が我々購入者側に無くなってきて、家電を買うように趣味の道具も吟味したい人が増えてきたんじゃないか?と思ったりします。

ちょっと脱線しますが、骨董や刀剣の世界ではブランドや希少価値・人気で値段を決めますので、それこそ売る人の気持ち次第のところが大いにあります。

ロードバイクがそういった“骨董的”趣味の世界から工業製品になってきた証が、今の「近代化」の正体のようにも感じます。

そして、その工業化を推し進めてきたのは間違いなく日本のシマノでしょうし、その恩恵を受けて我々に裾野が下りてきたのも間違いは無いと思われます。

入口が広がって入ってきた我々ですが、趣味性を追求すると脱工業製品化が進む訳で、それが一種のジレンマになっていると感じてますw

2011年03月08日(火) 12時05分 | URL | 編集


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