乗り心地

土日とも林道中心にチョロチョロ走った週末でした。

特に土曜日は前夜に降雨があった影響で、結構ウェットな路面状況だったため気を使う走行でした。

15%を超える苔むした上りでは、シッティングでないと荷重が抜けてスリップしちゃう場面も何度かありました。

一人「うぉ~ぅ!」と声が漏れてしまうこともw


さらに残念なことに、その道を今度は逆方向から走行する羽目になり、おっかなびっくり下るという・・・


当然、その他にも路面には石や砂が浮いていて、タイヤのトレッドには一番優しくない状況です。


普通のレーシングタイヤですとスリップしまくったり、カット傷作ったり、最悪の場合パンクしてしまったりすることもあります。


でも最近、私はそういう状況下でも結構冷静でいられるんです。

もちろんスピードの出しすぎや重心の位置なんかには細心の注意を払っているつもりですが、それでも若干精神的に余裕があるというか、バイクコントロールのみに集中できるんです。


何故か?

私の分析では、タイヤの違いだと考えています。

今は持ってるホイールの殆どにVELOFLEXのタイヤを履かせてるんですが、これが非常に私のライディングと相性が良いようです。

さらにチューブをラテックスにすると、えもいわれぬ乗り心地・・・と言うと言い過ぎですが、そこら辺のチューブラータイヤを凌駕するほど乗り心地が良くなるんです。

これは他のタイヤとラテックスを組み合わせても感じられませんので、ラテックスチューブではなく、VELOFLEXの手柄だと考えられます。

それなのにパンクに強く、トレッドにカット傷が付くなんてことはあり得ません(と言い切っても良い位付きません)。

もちろん釘を踏んだとかいう、貫通パンクに対してどうしようも無いのは、他のメーカー製品と一緒ですが、それ以外は薄く柔らかいトレッドで、磨耗による寿命が来るまでずっと変わらぬ安心感を与えてくれます。

私の乗り方ですと3,000kmくらいが寿命のようですが、他の製品でも4,000kmまで安心して使えるような物は存在しないので、特にライフが短いと感じることはありません。

むしろほぼ例外なく寿命を全うしてくれる分、他のタイヤより長寿命で経済的とすら言えるかもしれません。



と、ここまでは手放しで絶賛してきましたが、一つだけ弱点(と思われる)があります。

それはサイドウォールの製法(材質)です。

このタイヤより軽くて薄い製品は沢山あるのに、何でああいう乗り心地にならないか?

その秘密もサイドウォールにあるようです。

それはゴム(樹脂)コーティングしてないのです。

他メーカーの殆ど全ての製品は耐久性を上げるためにトレッド面だけでなく、サイドウォールまでコーティングしています。
それの厚みや補強材の有無で乗り心地と重量、耐久性のバランスを調整しています。

でもVELOFLEXにはそれがなく、カーカスと呼ばれる芯材の繊維がそのまま(もしくは同じような繊維で覆う?)見えているのです。

これが外部からの衝撃の入力に対して変形するタイヤの動きを阻害しないために、あの独特の乗り心地が保たれているのだ、と私は考えました。

ただし、他所が弱点と考えて潰している箇所をそのまま放って置くことにもなるのですから、当然、そこを突かれると崩壊します。

つまり「サイドカットには極端に弱い」となる訳です。


これ文章で書くとどうしようもなく駄目なタイヤみたいですが、実際の私は一度もそういう目には遭ってません。

じゃあ、私が一度もサイドカットしたことが無いかというと、さにあらず。

S社のタイヤでもM社のタイヤでも経験はあります。

「運じゃん!」と言ってしまえば、そうかもしれませんが、それじゃあタイヤを選ぶ楽しみや必要性は無くなっちゃいます。


そこで私が冒頭に申し上げた“私のライディングと相性が良い”という言葉に戻る訳ですが、下りのコーナーで攻めるような乗り方をしない、縁石などの大きな障害物に近寄らないで、道路の中央寄り左側を走る私の場合、VELOFLEXのトレッド面とサイド面の境界線を越えない、サイド面に異物をヒットさせる可能性が低いと言えるのではないかと・・・。

もちろん、全て私の“都合の良い解釈”でしかありませんが、もう一つ他メーカーとの違いを考察するならば、トレッド面の幅(言い換えるとサイドウォール面積の大小)も他所と違うんじゃないか?と考えます。

全体がゴムの塊である他メーカー製タイヤは重量を軽くして走りの軽快感を演出するために一番重量が嵩むトレッド面積を少しでも削り、総重量を押さえようとするのに対して、VELOFLEXはサイドのゴムが少ない分、重量をそれほど気にする必要がなく、その代わり強度とグリップを稼ぐ方法としてトレッド面積を若干大きく取れるのではないか?と。

全てのネガを潰してから、過剰なものを削っていく発想と、最低限の物を構築したところから機能的な要素を加えていく発想、よく聞く「足し算と引き算の発想」の違いにVELOFLEXのタイヤを観察することで気付くのです。



と、まあ、色々講釈を垂れましたが、じゃあ、このタイヤが一番優れているのか?と言われると、そうとも言い切れないのが、タイヤ選びの難しいところなんですがw
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